PADIレスキューダイバーコース

PADIレスキューダイバーレスキュー・ダイバー・コースでは、ダイバーレスキューとファーストエイドのトレーニングに焦点を置き、自分のことだけでなくほかのダイバーの手助けもできるようスキルを磨きます。

3DAのレスキュー・ダイバー・コースでは、第1日目にCPRと緊急手当についての基本的なトレーニングを行います。それに引き続き2日間のPADIレスキュー・ダイバー・コースを通じてダイバーレスキューやアシスト、潜水事故状況の管理、適切なファーストエイドを効果的に実施することができるよう必要な知識とスキルを身に付けていただきます。

コース概要

コース概要
料金$440.00-
含まれるもの: レスキュー・ダイバー・トレーニング、ダイビング器材、プール使用料/海洋実習費、ランチ、宿泊先までの送迎
含まれないもの: EFRコース費用、教材費 $65.00-
コース期間2日間
開催スケジュール随時開催
最少催行人数2名
定員8名
参加前条件12歳以上でダイビングに適した健康状態であること。
PADIアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーまたは同等資格を有する方。
病歴に、喘息・心臓疾患・てんかんなどが含まれる場合には、ダイビングメディカルにてコースへの参加が許可されない場合がほとんどです。あらかじめご了承の上、お申し込みください。なお、ダイビングメディカルが原因で参加が不可能になった場合には該当するご本人分のキャンセルチャージは頂きません。
準備するものアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーのCカード/ログブック、筆記用具/水着/タオル

講習内容

知識開発
  • 生徒ダイバーは、ナレッジ・リビューとレスキュー・ダイバー・エグザムを含めて、5つの知識開発セグメントをすべて修了しなければならない。
  • 生徒ダイバーは、シナリオを実施する場所の緊急アシストプランを作成する。
レスキュー課題

一般的な注意事項

  • すべてのレスキュー課題は、オープン・ウォーターで実施する。必要であれば、最初に限定水域でレスキュー課題について説明し、練習する。
  • レスキュー課題とシナリオ練習は、少なくとも2日間に分散して行なう。
  • レスキュー練習中に浮上するときには、1分間に18メートル/60フィート以下の速度で浮上し、レギュレーターはくわえたままにし、絶対に息を止めてはいけない。

達成条件

セルフレスキュー・リビュー :以下のセルフレスキューが必要な状況での正しい実施手順をデモンストレーションする:

  • 足のつりを治す。
  • 水面で浮力を確保する。
  • 気道のコントロールをする。
  • バックアップ空気源を使用する。
  • ヴァーティゴを克服して方向感覚を取り戻す。

課題1 :疲労ダイバー – 疲労していて(パニックは起こしていない)反応のあるダイバーを水面でアシストし、以下をデモンストレーションする:

  • アプローチ
  • 状況判断
  • コンタクト
  • 事故者を安心させる
  • アシストと移動
  • 器材を外す

課題2 :パニック・ダイバー – パニックを起こしている(理性を失っている)ダイバーをレスキューし、以下をデモンストレーションする:

  • アプローチと状況判断。
  • コンタクトを取る。
  • しがみついてくる事故者を振り払う。
  • パニック・ダイバーにつかまれぬように、すばやくクイック・リバースを利用して離れる。

課題3 :浜、ボート、桟橋からの対応(反応があるダイバー) – トラブルを起こしていて反応があるダイバーをアシストし、以下をデモンストレーションする:

  • リーチ、エクステンション、スローイングなどのノンスイミング・アシスト。
  • 事故者から目を離さないようにエントリーして、体力を消耗しないペースで近づく。
  • 浮力補助具がある場合とない場合のスイミング・アシストとレスキュー。
  • 器材を外す場合と外さない場合のアンダーアーム・プッシュ、タンク・バルブ・トゥ、修正された疲労スイマー・キャリーなどの曳行。
  • エキジット。

課題4 :水中でトラブルに遭遇しているダイバー

  • 水中で、動きすぎによる疲労状態をシミュレーションしているダイバーを正しく識別し、対応する。
  • やみくもに浮上しようとしているパニックダイバーを正しく識別し、対応する。
  • バックアップ空気源を使用して、エア切れをシミュレーションしているダイバーを正しく識別してエアを与え、エアをシェアしながら一緒にコントロールされた浮上をする。

課題5 :行方不明ダイバー水中サーチパターンを使用して、迅速に効率よく行方不明ダイバーを捜索して発見する。

課題6:反応がないダイバーを浮上させる

  • 浮上の補助として、コントロールされたプラス浮力を利用する。
  • 反応がないダイバーまたは救助者自身の浮力コントロールを使って、事故者を水面に浮上させる。

課題7 :水面で反応がないダイバー

  • 水面で反応がないダイバーにアプローチして呼吸をチェックし、以下をデモンストレーションする:
    浮力を確保しながら助けを呼び、ダイバーを仰向けにする。
    ダイバーのマスクとレギュレーターを外し、気道を確保して呼吸を確認する。
  • 以下の方法を使って、水中でのレスキュー呼吸をデモンストレーションする:
    マウス・トゥ・ポケットマスク
    マウス・トゥ・マウス
    マウス・トゥ・ノーズ(オプション)
    マウス・トゥ・スノーケル(オプション)
  • 効果的なレスキュー呼吸を続け、エキジットへ向かってダイバーを曳行しながら、器材(事故者と救助者)を取り外す方法をデモンストレーションする。

課題8 :反応のないダイバーのエキジット

  • 呼吸しているが反応がないダイバーを、アシストありとアシストなしでエキジットさせる。
  • 呼吸していないダイバーを、アシストありとアシストなしでエキジットさせる。

課題9 :圧力関連事故のファーストエイドと酸素供給

  • 呼吸をしているが反応がなく、減圧障害が疑われるダイバーに酸素供給するステップと手順をデモンストレーションする。
  • レスキュー呼吸用のポケットマスクを使って、呼吸していないダイバーに酸素供給をする。

課題10 :水面で反応のない(呼吸していない)ダイバーに浜/ボートから対応反応がなく呼吸をしていないダイバーをレスキューしなければならないという緊急事態に対応し、水面でのレスキュー呼吸、エキジット、CPRをデモンストレーションする。

レスキューシナリオ

シナリオについての一般的な注意事項レスキュー・シナリオはすべてオープン・ウォーターで実施する。

  • シナリオは、無理のない計画と安全確保の範囲内で、できる限り現実的なものにする。
  • コンディションとクラスの人数に合わせてシナリオを調整する。生徒ダイバーは、チームまたは個人としてシナリオを実行する。
  • 認定アシスタントを使って、見物人役、救急隊(EMS)の電話に出る役、他のダイバー役、事故者役など、シナリオに欠けている部分を補う。
  • 標準的な器材(ファーストエイド・キットと酸素キット)を準備し、器材のセッティングと設置は生徒ダイバーが行なう。
  • 自信をつけるために必要に応じてシナリオを繰り返し練習し、救助者としての能力を高めるとともに、全員が各役割を演じられるようにする。

達成条件

シナリオ1 :水中で反応のないダイバー事故のシミュレーションで、行方不明ダイバーを捜索して発見する。デモンストレーション:

  • 事故者のバディに話を聞き、情報から論理的な結論を引き出す。
  • 迅速で効率的な捜索方法を計画する(水面と水中のサーチパターンを使う)。
  • 行方不明ダイバーを捜索して発見する。
  • コントロールされたプラス浮力を使って、意識不明をシミュレーションしているダイバーを水面に引き上げる。

シナリオ2 :水面で反応がないダイバーデモンストレーション:

  • 事故のシミュレーションで、反応がなく呼吸をしていないダイバーに効果的に対応する。
  • 評価、曳行、水面でのレスキュー呼吸、器材の取り外し、エキジット、CPR。注意:CPRマネキンを使うか、CPR圧迫をシミュレーションする。

コースで使用する教材

  • PADIレスキューダイバーマニュアル
  • ダイビング事故管理ワークスレート
  • ログブック
  • PADIレスキューダイバーコースDVD

スケジュール

1日目
08:30~12:00CPR&ファーストエイド講習
12:00~13:00昼食
13:00~17:00CPR&ファーストエイド講習
2日目
08:30~12:00レスキューダイバーコース知識開発セッション
12:00~13:00昼食
13:00~17:00限定水域トレーニング
3日目
08:30~12:00レスキューダイバーコース・オープンウォータートレーニング
12:00~13:00昼食
13:00~17:00レスキューダイバーコース・オープンウォータートレーニング
3DAコースディレクター 上田
レスキューダイバーコースは自立したダイバーになるために大変重要なコースです。自分自身の今までの経験を含め、参加する方に合わせた充実したレスキューダイバーコースを提供します。

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